パーソナルジムMIYAZAKI GYM代表の宮崎隆一です。

 

パーソナルトレーナーが独立する時に一番に考えることは、「失敗したらどうしよう……」ということです。これはどの業種にもあり、トレーナーに限ったことではありませんが、それでも不安はつきもの。

 

ちなみに、パーソナルトレーナーは「失敗しにくい事業」ではあります。

  • 仕入れがない
  • 固定費が低い
  • 単価が高い
  • 継続率が高い

という理由からです。

 

失敗しにくいとはいえ、思ったより上手くいかないということはままあります。月収20万でギリギリトレーナーとしてやっていく。または月収10万+アルバイトで生計を立てる。というトレーナーは少なくありません。単価が高いので空いた時間にアルバイトできるので、生活していくレベルは可能なので、辞めましたという話まではあまり耳にしないかと思います。

私も1年目の頃は空き時間でお客さんがやっていたマッサージのお店を手伝っていました。そこも予約入ったら、当時渋谷のコナミの近くでやってる場所で施術をしていました。最初はそっちの方が収入多かったですw

 

さて、凄く当たり前の事にもなりますが、「パーソナルトレーナーで失敗しないための3つの施策」を書いていこうと思います。

非常に当たり前のことを書くのですが、それを実現するためにパーソナルトレーナーならどうしたらいいのかを、実体験も含めて書いていきたいと思います。

 

  1. 時間当たりの売上を最大化する(価格を上げるだけではなく)
  2. 固定費を徹底的に下げる
  3. やりつづけること

 

施策 その1 「時間当たりの売上を最大化する」

売上をあげましょう。以上。

 

というのは短絡的ですが、兎にも角にもこれにつきます。売り上げがないことには何も始まりません。

まず単純に考えられることとしては、価格を上げるということですね。都内の相場が1レッスン6000円から10000円くらいだとして、ライザップのような2万円以上にしたらかなり売上上がりますね。その場合、ライザップのようなブランド力を付けるか、なにか独自のメソッドやサービスで差別化する必要があるでしょう。

 

実際に1レッスンの価格を上げなくても、もう一つ売り上げを上げる方法としては、移動を減らすということです。

実は多くのトレーナーは複数店舗での活動をしています。これは通常コナミやゴールドジム等はその店舗内のお客様に対して営業をかける形になるので、より多くのお客様にアピールするには複数店舗を契約するのが手っ取り早いということになります。

エニタイムなどでは1店舗400名程度のところもあり、コナミなどでは1000や2000でしょうか。休眠会員も多く居ます。そんなわけで、多いと4店舗、普通のトレーナーでも2店舗くらいは登録しています。

しかし、「渋谷と原宿」など近隣で契約できればいいのですが、いいエリアは既にトレーナーも多く、契約してもらえないこともあります。そうなると、「渋谷と横浜」など、てんでバラバラなエリアになってしまい、移動だけで1時間以上かかることにもなります。近いエリアでやるとしても、普通は1時間くらい間を空けないといけないし、行ったり来たりというのは無駄ばかりになります。

そうなると、やはり出来ることであれば1カ所。または2か所で近隣に抑えたいところです。そうすることで、移動の時間や体力のロスを抑えることができ、売り上げの向上に繋がります。

最初は苦しくても、1つのエリアや店舗で頑張ってみてはいかがでしょうか。

 

施策2 固定費を徹底的に下げる

フリーランスは自分だけで活動するのであれば人件費はかかりません。これはとても大きいです。

それに加えて家賃です。家賃は固定費としてとても大きいものです。コナミなどでは売り上げの20%や30%など決まっていて、それなりに引かれてはしまいますが、これらは売上の割合に応じての変動費なので、売上が低い月は少ないので、実は負担は大きくありません。

やはり、男なら店舗を構えて一国一城の主。という考えて、えいや!とジムを作ってしまうと、これがまた毎月の支払いにおびえる日々となってしまいます。ほかの業種ならいざ知らず、トレーナーであれば、「少なくとも家賃を支払って、自分の生活費が捻出できるまで」は店舗を持つ必要が無いと思います。

最低でも50万は稼ぎましょう。不安定な自営業では、そのくらいまでは無駄な固定費を持つべきではありません。

 

レンタルジムという選択肢もあります。指導した分だけ支払う形なので、無駄が少なくなります。前述の移動に関しても、渋谷なら渋谷エリアで2,3個使いやすいジムを押さえておけば、1カ所で予約が取れなくても、別のジムでという形やが取れます。

 

また、宣伝広告費も下げましょう。

が、個人で行うレベルで言えば、これは全く必要無いと言っていいでしょう。広告にお金を使うくらいなら自身のスキルを上げるためにセミナーに通ったり、本を買って学びましょう。そして、学んだ内容をSNSやブログで発信し、あなたに教えてもらいたいというファンを作りましょう。そういったお金をかけない施策の方がよほど価値があり、また、高い固定費とならないため、安心して事業を行うことができます。

 

その他、様々な月額費用をかけたサービスはありますが、全て必要ありません。予約システムもいりません。Googleカレンダーを使ってください。連絡も個人の携帯で十分です。電話回線引く必要はありません。電話帳の掲載もいりません。ポスティングはやりたいなら自分で配達しましょう。そのくらい、自営業で余計な費用をかけることは失敗に繋がります。

 

 

施策その3 やり続けること

ここからは精神論です。とにかく続けてください。ブログを書く、SNSで発信する、youtubeの動画を作る、なんでもいいですが、すぐに効果の出るものは多くありません。とにかく続けることで自営業の99%は成功すると言っても過言ではありません。

なぜでしょうか?9割の人はすぐに諦めてしまうからです。続けるだけで1割には入ることができます。あとは正しいやり方でやっているかどうかが大きいので、学びましょう。とにかく学びましょう。

失敗はします。必ずします。でもやり直せます。失敗をやり直して改善して、いい時期があったり、悪い時期があったり、そういうのを繰り返しながら少しずつ上がっていきます。

 

「学び」「やり続ける」これだけです。それを何カ月も何年も続けていくと、どんどん成長します。自営業というプレッシャーは普通のサラリーマンよりも大きなものです。

トレーナーは比較的恵まれています。破産レベルの失敗はまず起こらないと言ってもいいでしょう。なので、どんどん挑戦しましょう。そうすれば、少しずつお客さまも増え、自分の店舗を持ち、自営業でありながら安定した生活になるかもしれません。

 

日本にいいトレーナーが増えるよう、少しでもこの記事が参考になればと思います。

 

 

宮崎